ピン曲げ奴床とは片方が円錐形、もう片方が溝の付いた9ピン、Tピンでピン曲げをしたりやワイヤーでメガネ留めを作る専用の奴床です。

市販のメガネ留め用の奴床は多くは先端が両方円錐型になっています。

それでも十分綺麗なメガネ留めをすることが出来ますが
溝付き奴床は円を作る際にしっかりとピンを固定出来、溝が円を作るガイドとなってくれより簡単に綺麗にピン曲げを作ることが出来ます。


持ち方、作業の仕方に少し特徴がありますが、絵柄の付いている方が見えるように持って頂くと正しい持ち方に自然となるように作っています。





・素材   鉄    
・サイズ 全長 約15センチ  持ち手幅約4.8cm


■ 鉄製とステンレス製の特徴とデメリット ■
鉄製の奴床
・ステンレスより柔らかく長時間の作業でも手に負担が軽い。
・柔らかいので先端が摩滅しやすい傾向あり。
・先端が開いたりした場合ある程度加工修理が可能。
・柔らかいので先端が摩滅しやすい傾向あり。
・錆びるのが早く手入れが必要。

ステンレス製の奴床
・錆びにくく耐久性が良い。(錆びないわけではありません)
・安価
・硬いのでピンなどを曲げた際に手に跳ね返るような硬さを感じる。


■ お手入れについて ■
錆が目立ったら紙ヤスリで軽く錆を落として錆止めスプレー(クレ556など)をかけて下さい。


■ どのタイプがご自身に合うか ■
錆が気になる方は市販のステンレス製をお勧めします。

鉄製はいつも使っていると錆はほとんど生じません。
使う人の具合で育っていく奴床です。
お手入れをしながら手に馴染んでいくのを楽しんで頂ける方向けの道具です。

■ 道具について ■
100円均一のもの、ホームセンターのもの、ホビーショップのもの、彫金工具屋さんのもの、機械製品か、手作りか…鉄かステンレスか…
どれもメリットとデメリットがあります。


「使う高揚感」「価格」「機能性」
今のご自身が惹かれるものを買われるのが一番です。

一つ一つ試して違いを分かってステップアップしていくことはモノづくりの愉しみの一つだと思います。





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