LT-8
縁の色
ゆかりのいろ

LT-8

3,500円


【 縁の色 】系統:紫

色の話 】
縁(えにし)の色と書いて、縁の色(ゆかりのいろ)と読む。

万葉の頃は、紫色はもっとも高貴な色として扱われ、
紫草も同様に貴重な草とされていた。

「紫の一本(ひともと)ゆゑに むさし野の 草はみながら あはれとぞ見る」 

紫草が一本あるだけで、武蔵野のすべての草がいとおしく思う。
たった一本の草がそこに生きている幸せを思うとき、その草を生かしている風や虫やまわりの草木たちのことも愛おしくなる。

それは、人もおなじ。
かけがえのない人の幸せを思うとき、その人のまわりにいる、ご縁ある人たちの幸せも願う。

ひとりの人を思う心は、すべての人を思う心に広がってゆく。
縁の色は、だれかの幸せを願う色。



【サイズ】全長約8センチ

アクセサリー材料