貝のビーズトリミング





まず貝に穴をあけます。

すり鉢状になった貝の端っこはとても薄い。
力を入れすぎると簡単に割れちゃいます。
1ミリのボール盤の針で慎重に穴をあけていく。1個割りました。しかも最後の一穴で。怒。

 
  
何とかあけた。均一にと頑張るんだけどツルツルすべって針が端へ端へと流れる。
で、端っこすぎて割れるのです。
 
 

中心から一つ目の穴から始めます。
ワイヤーは#30番手の細いタイプ。
これ以上太いと引っ張る際にたぶん貝を割ってしまします。
これ以上細いと摩擦でワイヤーが切れると思います。なので#30。
   
一回通して短い方のワイヤーをぐるぐると長いワイヤーに巻きつけます。
    

トリミングのビーズは丸正のビーズかそれより小さいもの。

 

ピンクの貝には丸小より小さいタイプを使い白い貝には丸小ビーズを使いました。

  
裏からワイヤーを出してビーズを1個ずつ入れ次の穴にまた裏から通します。
その繰り返し。
 
ワイヤーをねじったり折り曲げたりしないようにゆっくりと…。
ワイヤーってだいたい巻かれてあるので輪っかになる癖がついています。
通すたびにきゅーっと日ぱってクリンクリンに戻る癖をなおしてあげながら作業するのがコツです。
 
 
 

  
ビーズも表にいったり裏側にいったりしないようにワイヤーに通した時にちゃんと貝の表面まで通してあげて爪で動くのを固定しながらワイヤーを引っ張っていけば均一になります。   
   
  

   
   
ワイヤーもきつく引っ張ると貝が割れちゃうしワイヤーも切れてしまいますが、
ゆるすぎるとビーズがブラブラするので気をつけて。
   
美しくビーズをかがるにはちょっとしたコツがあります。

「機械のように」です。
  
それが難しいんですけどね。笑。  
  

同じ角度で持ち、同じ角度でワイヤーを通し、同じ位置にビーズを収め、同じ方向と強さでワイヤーを引っ張る。  

  
一周かがり終えました。
  
  
 
  
  
 2段目をかがります。1段目の輪っかにワイヤーを通して同じように短いワイヤーを巻きつけます。

 
その後、3個ビーズを通して次のビーズに通して引っ張ります。
ワイヤーが折れ曲がらないよう、たぶりがないように気をつけながら引っ張ります。  

 
三角の連続したトリミングを作ってますよ。  
同じことの繰り返しです。3個通して次の1段目のビーズに通して引っ張る。
  
最後まで行ったら1段目の最後のワイヤーの輪っかにくるくると引っ張りながらワイヤーを巻きつけてカットします。
裏からみたらこんな感じ。 
    
  
  
ピンクの子の出来上がりはこんな感じ。
貝自体がもう派手派手なので透明の小さなビーズで雫がついた赤いバラの花びらのように…。
 


   
一回り大きい丸小ビーズでトリミングした白い貝はノーブルな感じ。


ビーズの大きさや色が違うとまた雰囲気が違って見えます。
  
ピアス・イヤリングにお仕立てしてお届けいたします。

 
白タイプはブルーグリーンのチェコビーズと合わせて。  

  

  
ピンクタイプはサファイヤブルーのチェコビーズとセットしました。
  

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